ゼロキャンはひとつの区切りを迎えました

2011年3月11日東日本大震災。
さらに間もなく原発事故の発生。

そして3月20日から4月6日、
「福島の子ども達をとにかく熊本に呼ぼう!」

坂口恭平(建築家)

小野泰輔(熊本県副知事)

小幡広宣(走馬会)

上村剛(NPO青年協議会)

上記4名の発起人の呼びかけで、参加費無料の「ゼロ円キャンプスクール(通称:ゼロキャン)」はスタートしました。
 その後、池田親生をプロジェクトリーダーとして事務局を設置し、継続。熊本県内外の沢山の方々にご協力いただきながら、春休みと夏休みの年2回で実施し、2018年夏の第14回キャンプまでで延べ約350人の子ども達を熊本に受け入れてきました。

2011年の原発事故以降、海や川での水遊びができなくなった子ども達や、将来の健康について不安を抱えながら子育てをする大人達が福島にいる。
「自然の中でのびのびと遊び笑う時間」をぜひ熊本で過ごしてもらいたい!
子ども達の笑顔と「ただいま!」で、福島に暮らすお父さんお母さんを元気にしたい!
……そんな想いでこの活動を継続してきた7年間でした。

そして、「完全無料招待」のゼロキャンはここで区切りをつけることになりました。

これはあくまで非営利の有志団体でした。
事務局メンバーもそれぞれの生活がある中、 情熱だけで走って来た7年間でした。

子ども達からの手紙。

親御さんの電話の声。

帰り際の空港での涙。

それから、支えてくださった熊本の皆様のおかげで私達は「やっていこう!」と踏ん張って来ることができました。
多くの方の応援があったからこそ続けることができたプロジェクトです。

福島も、そして熊本も、被災地として復興の途上です。
日本全国で、いつ災害が起きてもおかしくない今。
これからの熊本と福島、そしてこの先の日本、どこかの県の緊急時には無傷の他県が全力で支える、いつだって離れていても支え合える仕組みがある、そうした優しい繋がりをまずこの2つの県が持つことができたら。

ゼロキャンでできた人と人とのつながりが、新しいアイデアを産み出すことができますように。
ご協力いただいた皆様、 本当に本当にありがとうございました。